西根上堰

西根上堰は、寛永元年(1624)、米沢藩信夫郡代の古河善兵衛が伊達西根郡役佐藤新右衛門の依頼で開発し、同10年に完成されました。湯野村字穴原の摺上川から取水し、五十沢村(現伊達市梁川町)に至る用水路で、延長29km、水路勾配が約1/3,000から1/1,000というきわめて緩い勾配で造られています。硬い岩盤に隧道を掘削したり、自然の河川と交差部に「しがらみ」を造り、水面高を調節たりと、高度な土木技術を用いて造営されています。上堰の開削により、新たに1万8千石もの新田が開発できたといわれています。
指定区分
土木学会選奨土木遺産